お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
自分は、2014年4月入社の入社5年目サラリーマン(≒社畜)です。
今日は「文系の自分がなぜメーカー勤務を選んだのか」についてお伝えしたいと思います。
なぜ重工メーカーを選んだのか
トルコでの体験が原点
2010年2月~3月頃、大学2年生の春休みですが、トルコで海外インターンシップを行っていました。(参照:【トルコ】海外教育インターンシップになぜ参加しようと思ったのか。)
海外インターンシップといっても、教育系のインターンシップで、現地の小中高を周りながら、日本の文化のプレゼンをするといった内容でした。
トルコは親日国家と言われており、現地の子ども達も「日本が好き」、「日本に興味がある」という子が非常に多い印象でした。
トルコ訪問前に事前に色々と本を読んだり勉強していたのですが、日本とトルコの友好関係は、1890年に和歌山県串本町で起きたエルトゥールル号海難事件がきっかけだと思っていました。
2015年に「海難1890」というタイトルで映画化もされましたね。
しかし現地の子ども達に話を聞くと、エルトゥールル号海難事件の事は知らないとのことです。
昔はトルコの歴史の教科書に掲載されていた出来事ですが、今は掲載されていないとのこと。
自分はトルコが親日国となった背景は、この歴史的出来事によると思っていたので、非常に驚きました。
じゃあなぜ日本のことが好きなのかを聞いてみると、
『日本はトルコと同じく天然資源が取れない中で経済大国となったよね。その理由は日本の技術力だと思うんだ。だから日本を尊敬しているし、好きなんだ。』
とのことでした。
事実、2012年に外務省がトルコで実施した対日世論調査でも、日本への関心分野は「科学技術」と回答した人が全体の60.3%を占める結果となっています。(参照:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/5/0522_01.html)
自分は当時あまり海外経験もなかったのですが、そのような話を聞くことで自分が生まれ育った日本を客観的に見つめることができ、また凄く日本の技術力に誇らしさを感じるようになりました。
日本の製品を通じて日本のプレゼンス向上
トルコでの経験以降も、海外をバックパックで放浪したりする中で、日本の製品や、その評判を聞くたびに、益々モノづくりへの愛着や誇らしさを感じるようになっていきました。
そのころから、
『日本の技術力の高い製品を世界市場に展開したい』
という思いが根強くなり、メーカーで働きたいなあと考えるようになりました。
一方、2011年春と、2012年夏頃に再びトルコを訪問したのですが、(トルコが好きになっていました笑)家電量販店を訪ねると、日本製品はあまりなく、韓国製や中国製の製品が中心に置かれていました。
B to Cの家電製品は従来、日本メーカーが世界を席巻していましたが、時代の流れとともに、新興国メーカが技術力を高める中でコモディティ化し、価格競争力で負けてしまい、存在感を失っているのだと感じました。
この状況の中でどこか虚しさや使命感が芽生え、
『技術立国日本のプレゼンスを高めていきたい』
なぜメーカーの中でも重工業の製品?
と考え、その中でも依然として世界市場で存在感を保っており、また如何なる人々からも必要とされる社会インフラ製品を数多く有する「重工・重電メーカー」に興味を持つようになりました。
メーカーじゃなくても日本のプレゼンス向上はできるのではないか?
もちろん総合商社で日本メーカーと海外で共同プロジェクト等を担うことも出来るかと思いますが、当時私は、直接自社製品を持っていることや、総合商社の配属リスク(希望商材に携われないこと)を考慮して、重工・重電メーカーを第一志望としていました。
重工業の中でもなぜ今の会社なのか?
その中でも今の会社を選んだのは、病院や官公庁向けの非常用ガスタービン発電設備の国内シェアが非常に高く、お世話になったトルコ(日本と同じく地震大国)に当該製品を展開し、震災や停電時にその国の人々の生活を支えることで、貢献できると考えたからです。
・・・まあ、今の会社を選んだのは、本音は社員の雰囲気が良かったとか、そんな感じです、本音は。最後はやっぱり人。(笑)
こんな感じで文系の私はメーカー、特に重工メーカーを選びました。
就活生の皆さまの参考になればと思います。
では。(^^♪
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