お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
2016年4月頃から米国公認会計士(USCPA)を目指して日々勉強しています。
月毎で勉強時間の波はありますが、平日仕事前の1時間や、帰宅後の1~2時間、土日でそれぞれ8時間~12時間ほど勉強をしています。
今日はなぜ文系メーカー社員である私が米国公認会計士(USCPA)を目指しているのかお伝えできればと考えています。
米国公認会計士(USCPA)を目指す理由
海外営業志望で重工メーカーに入社
2014年4月に某重工メーカーに入社した私は、一般的に「工場営業」と呼ばれる職種に配属となりました。
重工メーカーの営業職には、
- 受注営業
- 工場営業
の2種類存在します。
それぞれの仕事内容の詳細はこちらをご参照頂ければと思います!重工業メーカーでの文系の仕事、「受注営業」と「工場営業」とは??。
「受注営業」は顧客訪問、見積作成、受注獲得を目指すのが大きな役割ですが、「工場営業」は大きく「モノ」と「カネ」の管理を行います。
なお、工場営業は、製造現場の作業員の方と同じように作業服を着て工場で勤務する形となります。
まず、「モノ」に関して言うと例えば受注営業が、
『通常10か月納期だが、顧客要求は8か月で、それが守れないと受注は難しい』
といった場合に、生産管理部や資材部と納期調整を図り、受注支援を行います。
生産管理部と生産工程のと調整を図ったり、資材部と一緒にベンダーに対して長納期部品の先行手配を依頼するといった感じです。
次に「カネ」に関して言えば、経営計画の策定や、損益管理、決算作業など、当事業全体のマネジメントを行ったりします。
経営企画部や管理部、経理部のような仕事をしている感じです。
このように「モノ」と「カネ」を管理するので、事業全体を俯瞰することができ、初任配属としては非常に勉強になると同時にやりがいもありました。
基本的な人事方針として、まずは工場営業として「モノ」の技術知識を深めたり、工場内での幅広い人脈形成をした後に、ローテーションで受注営業に異動するというのが一般的でした。
もともと自分も受注営業として海外に製品展開を行いたいという思いで入社しており、特にその方針に違和感はありませんでした。(参照:なぜ文系でメーカー、中でも重工メーカー勤務を選んだのか)
受注営業の他に、「営業技術」と呼ばれる職種があり、これは顧客との仕様協議等の技術対応を行う部署であり、受注営業と二人三脚で受注を目指していきます。(主に理系で、いわゆる設計部)
将来的なキャリアへの不安
ここで、本題ですが、文系の受注営業は、営業技術の手足のようになっていると感じました。
当事業の製品は、個別生産品である為、顧客との仕様協議が重要であり、また性能重視で商売をしています。
また、基本的に顧客窓口はエンジニアリング会社の設計部門になるので文系のセールストークよりは、技術的な対話ができるのかが顧客にとって重要になります。
文系の受注営業でも努力である程度は何とかなるのかもしれませんが、やはり詳細な仕様協議となると、プロフェッショナルである営業技術が最重要だと感じました。
当然どの部署が欠けても仕事は成り立ちませんが、受注営業の場合は特に他に替えが利くのではと感じました。
勿論、仕事が出来て優秀な営業の方もいらっしゃいますし、尊敬していますが、
「結局製品がなければ自分でごはんを食べることが出来ない」
「専門性がなく、会社が無くなった場合にどうしようもできないリスクが高い」
「顧客にとってあまり文系営業は重要ではない」
と、強く感じました。
専門性を持つプロフェッショナルとして活躍したい
元々海外での受注営業志望でしたが、そもそも文系社員として、自分では付加価値がおそらく出せない営業職への魅力が徐々に薄れていきました。
そんなこんなで、入社2年目の終わりごろから、
「自身の経験や知識、魅力で顧客に付加価値を提供したい」
「技術力の高い日系企業の海外展開を財務会計、税務の観点からプロフェッショナルとして支援していきたい」
「間接的に世界における技術立国日本のプレゼンスを高めていきたい」
そんな思いが芽生えるようになりました。
「カネ」に関わる幅広い業務を行っていたので、そのような発想に至ったのかもしれません。
米国公認会計士(USCPA)との出会い
その矢先、米国公認会計士(USCPA)の資格の存在を知り、通信制の予備校で学習を開始したという状況です。
日本の公認会計士に比べると知識量は劣りますが、コンサルティング会社や監査法人へのステップアップとして有効な資格です。
現在は4科目3科目合格なので、もう少しです。(※2018年6月に無事に合格しました)
また米国公認会計士関連のブログは徐々に書いていこうと思っています。
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