お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
私はUSCPA試験合格後、2018年8月下旬から7つの転職エージェントに登録し、転職活動を始めております。
その中で、Big4監査法人のアドバイザリー部門とBig4系コンサルティングファームの違いが凡そ分かりましたので共有したいと思います。
監査法人アドバイザリーとコンサルティングファームの違い
監査法人アドバイザリーとは
監査法人のアドバイザリーは、
「守りのコンサル」
と言われています。
クライアントのビジネスにおいてのリスク項目を洗い出し、そのリスクを対処する為の施策を検討します。
例えば、顧客が日々使用する財務会計システムやビジネスプロセスにおける内部統制の不備欠陥といったリスクを抽出し、評価します。
また、IFRS導入という経営方針に対して、日本の会計基準で作成された財務諸表を具体的にどう落とし込んでいくのかを担っています。
つまりは、顧客にとっての「あるべき姿」への追及を目指していきます。
その他には以下のような特徴があります。
・公認会計士やUSCPAの資格は基本的に必要。
・財務会計分野でのスペシャリストになりやすい。
・将来起業をする場合、財務会計分野のアドバイザリーとして起業する場合オススメ。
・ワークライフバランスは確保できる。(企業のあるべき姿への追及には際限があるため)
コンサルティングファームとは
一方、Big4系コンサルティングファームは、
「攻めのコンサル」
と言われています。
1番の目的は端的に言いますと、「顧客の利益拡大」です。
例えば、財務会計システム設計・導入による業務効率化でコストダウンを図っていきます。
業務効率化のためにはITが必要不可欠となり、基本的にコンサルタントはシステム設計・導入などの仕事を担うケースが多いようです。
システム設計・導入をコンサルティングファームが担い、監査法人はそのシステムにおけるリスク評価を担うイメージです。
監査法人は独立性の観点から財務会計システムの設計・導入支援ができません。
また、監査法人と同様にIFRS導入も行いますが、「会社として何故IFRS導入が必要なのか」といった上流工程の経営方針を練ることがコンサルティングファームの役割です。
つまりは、顧客にとっての「なりたい姿」への追及を目指します。
その他には以下のような特徴があります。
・公認会計士やUSCPAの資格は基本的に不問
・財務会計分野でのスペシャリストにはなりにくい。
・将来財務会計分野ではなく、何かしら自分の分野で起業を考える場合にオススメ。
・ワークライフバランスは確保し辛い。(企業のなりたい姿への追及には際限がないため)
以上です、ご参考までに。(^^♪
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