【海外ボランティア】トルコで日本語教師のボランティアをしてみた感想

お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪

トルコ訪問3回目の時の話ですが、2012年7月下旬~2012年8月中旬頃まで、日本語の授業をボランティアで行うことになりました。

なぜボランティアしようと思ったのか??についてはこちらを是非ご覧下さい(参考➾【トルコ】日本語の授業をなぜ開催しようと思ったのか。

トルコで日本語ボランティアをしてみた話

当時、日本語を教えたこともない完全なド素人の私は、2週間限定、週に2~3回程度で日本語を教えることとなりました。

何か既存のプログラムがあったわけではなく、完全に自分発信、ゼロからのスタートでしたので、どうしたらいいのか不安でした。

まず、最初に日本語を教えるきっかけとなった高校1年生のFunda経由で希望者を募りました。

すると、授業初日は8人ものトルコの高校生が来てくれました。

しかし、参加する前に彼らの御両親は、

『2週間では効果が表れないから行っても意味ない』

『日本語より中国語の方が今後重要になるから行っても意味ない』

という理由で参加することを拒否していたようです。しかし、その御両親をなんとか説得してきてくれました。その思いがめちゃくちゃ嬉しかったです。

2週間で合計7回ほど授業し、全てトルコ語で行いました。

語学学校でトルコ語中級レベル(O4)を学んでおり、またトルコ語で説明した方が子ども達も理解しやすいと思ったからです。

トルコの語学学校に関する記事は、こちらをご参照ください。【トルコ】語学学校「TÖMER」で語学力は向上したのか。

今思うと非常に情けないのですが、当初、

『正直2週間だけなので、そこまで入念に準備をしなくてもいいかな』

と少し考えていました。

案の定、事前準備がちゃんとできていなかったので、スムーズに授業ができませんでした。

生徒たちが本気で日本語を学びに来ているのにも関わらず、自分がいい加減な気持ちで臨んでいたことが情けなくなりました。

『自分のせいで日本語を難しく感じたり、つまらなく感じたりしたら申し訳ないから精一杯頑張ろう』

といった責任感が芽生えていました。

初日の反省から、事前準備をしっかりして臨むようにしたところ、2回目以降は授業をスムーズに行うことができました。

あっという間に2週間がたち、授業最終日。授業が終わった瞬間は達成感と虚無感に包まれました。

子ども達に授業がどうだったか聞くと、

『授業最高でした。これからも日本語を学び続けるよ』

と言って貰えました。この言葉を聞いて、本当に日本語を教えて良かったなと思いました。

影響力はほとんど無いですが、少しだけ日本とトルコのかけ橋としての役割を果たせたのではないかと思っています。

また7回目の授業終了後に受け取った東北への支援金が、170トルコリラもありました。

こうして、日本語を教えるのと同時に募金をすることができたので、お互いの友好関係の継続に対してだけではなく、社会に対しても役立っている、貢献しているのだという感覚に包まれました。

以上です、皆様のご参考になればと思っております。(^^♪

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ABOUT US

別称コミカルおじさん。人を笑わせたり楽しませることが好き。M-1グランプリ2018/2019出場経験あり。世界55か国訪問。学生時代はヘルシンキ大学交換留学や、トルコで海外教育インターンシップに従事。某日系メーカーに勤務しながら、米国公認会計士(USCPA)を取得。2020年3月より一般社団法人(教育事業)の副代表理事としても活動中。