【フィンランド】10か月間の交換留学中に学んだ事とは。その①

お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪

今回はフィンランドのヘルシンキ大学での交換留学中に学んだことをお伝えしたいと思います。

留学の目的は、以前のブログでも書きましたが、フィンランド人と日本人の英語力の差異を生み出す要因が、「教員の質の高さ」であると仮定して、その「教育指導方法」および質の高い英語教員を育てるための「教員育成制度」を学ぶためです。

まず先に、「教員育成制度」についての学びをお伝えしたいと思います。

大学の講義から優秀な英語教員を生みだす特徴は大きく分けて3つあると判明しました。

まず1つ目は優秀な学生の確保です。2010年度同大学人文学部英文科への入学希望者は502名で合格は65名だけでした。英語論述が中心の難易度の高い試験を突破した65名だけに入学が許可されます。

2つ目は教職課程希望者に対する選抜です。同学科で60名が教職課程を希望し、面接と試験を突破した20名のみ教職課程に進むことができます。

3つ目は修士号取得が前提条件だということです。同国の教員は研究者とみなされ、教育に関する理論が豊富で課題に対してのリサーチ推進力に長けているようでした。

このように同国の優秀な英語教員を生み出す3つの特徴を学ぶことができました。

フィンランドでは教員は憧れであり、聖職であり、尊敬の対象ですが、日本では現状そこまでではありません。

私は日本で教職課程を取り、英語教員免許を取得しましたが、比較的簡単に取得できます。

望みさえすれば、誰しもが免許取得を目指すことができる状態です。

教員は子どもの人生に大きく影響を及ぼしますし、今後は少子化の影響で子どもの数も減少することは明らかですので、「如何に教員の質を高めることができるのか」について、フォーカスされればと思っています。

 

簡単ですが、以上です。(^^♪

 

 

 

 

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ABOUT US

別称コミカルおじさん。人を笑わせたり楽しませることが好き。M-1グランプリ2018/2019出場経験あり。世界55か国訪問。学生時代はヘルシンキ大学交換留学や、トルコで海外教育インターンシップに従事。某日系メーカーに勤務しながら、米国公認会計士(USCPA)を取得。2020年3月より一般社団法人(教育事業)の副代表理事としても活動中。