【トルコ】横断1,600Kmヒッチハイク旅をなぜしようと思ったのか。

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お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪

私はトルコで合計6か月間ほどホームステイで滞在しており、様々な活動をしてきました。

今回の記事の内容は、こちらのブログの④に該当する「トルコ横断1,600Kmヒッチハイク旅」となります。(参照:【トルコ】6か月間のホームステイ中に何をしていたのか。

今回の記事では当時旅をした理由2つと、ヒッチハイクという手段を使った理由3つをお伝えしたいと思います。

【旅の理由】

1. 草の根レベルでの友好関係を継続させるため

当時トルコ人の中で、日本とトルコの友好関係に関する歴史的背景を知っている人は非常に少ないように感じていました。

そこで、旅をしながら様々な人と出会い、彼らに日本とトルコの友好関係を伝えていき、草の根レベルでの交流を深めたいと思ったので旅に出ました。

 

2. トルコ東部に住むクルド人から様々な話を聞きたかった

トルコを語るときにクルド人を避けては通れません。

トルコの近代化の礎を築きあげ、現在のトルコの領土を拡大したケマルアタテュルクの功績により、トルコは現在経済成長を遂げることができました。

その後トルコは、トルコ人のみによる国家を作ることを目指しました。

ですので、トルコ領土内におけるクルド人の人権は認めず、言語の一切の使用を禁止しました。

これがトルコのEU加盟交渉時に人権侵害であるとみなされ、障壁となっています。

トルコがクルド人に国家建設を認めれば、ケマルアタテュルクの夢である「EU加盟」を成し遂げることができます。

しかし、その一方で彼が獲得した現在のトルコの領土が奪われてしまうことになります。

このような複雑な問題を抱えるトルコで解決策はあるのか、物思いにふけていました。

例えば、

『国家は認めずとも、言語やその他の保障をすればクルド人は譲歩するのではないか』

『その場合テロも少なくなり、トルコはEU加盟達成できるのではないか』

と思いました。

このような理由から、実際にクルド人の方に会って意見を聞いてみたいと思い、トルコ東部を目指すことにしました。

 

【ヒッチハイクを手段とした理由】

1. トルコ語のスピーキング力向上

トルコ語の授業に毎日参加し、授業後はトルコ人の友達と話しながら運用力の向上に努めてきましたが、毎回同じ先生や友人と話をしてきました。

しかし、本当のコミュニケーション能力とは、年代や性別といった特徴が異なる様々な人々と、また見知らぬ人と円滑に話を展開できることだと考えていました。

トルコ語のコミュニケーション能力の幅を広げたいと思ったので、様々な人々と密接に会話をする機会があるヒッチハイクを選びました。

 

2. さらなる刺激を求めたかった

海外で生活することは日本で生活するのとは全く異なっているため刺激的ですし、非日常的です。

しかし、その生活に慣れると刺激が少なくなり、非日常の生活が日常の生活へと変わります。

当時、日本を出発してから丸1年ほど経過しており、毎日の生活が少し単調に感じていました。

そこで、非日常的な感覚を味わいたいと思い、ヒッチハイクの旅をしようと思いました。

 

3. 感謝の気持ちを忘れかけていた

過去に国内でヒッチハイクをした際に、様々な人に世話になり本当に感謝の気持ちで一杯でした。

国内でヒッチハイクをした際の記事はこちらです。(参照:無一文ヒッチハイクで京都から屋久島まで行くことは可能なのか

その時に、

『自分は人の支えがあってこそだ』

ということに気付き、日々自分の周りで支えてくれる人たちに感謝するようになりました。

しかし、当時の自分は周りの人々から与えられる恩恵に感謝する心を少し失っていました。

ヒッチハイクではバスなどとは違い、人の車に乗せて頂くことで旅を続けられる、つまり人の支えがあって自分は前に進めます。

その経験をもう一度することで、自分以外の人に感謝をしながら生きていく以前の自分に戻りたかったので、ヒッチハイクという手段で旅をすることにしました。

 

以上となります、是非ご参考までに。(^^♪

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ABOUT US

別称コミカルおじさん。人を笑わせたり楽しませることが好き。M-1グランプリ2018/2019出場経験あり。世界55か国訪問。学生時代はヘルシンキ大学交換留学や、トルコで海外教育インターンシップに従事。某日系メーカーに勤務しながら、米国公認会計士(USCPA)を取得。2020年3月より一般社団法人(教育事業)の副代表理事としても活動中。