有限責任監査法人トーマツの中途採用一次&最終面接はどんな感じなのか。

お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪

先日、有限責任監査法人トーマツの一次面接と最終面接を受けてきましたので、内容をお伝えしたいと思います。

有限責任監査法人トーマツ中途採用

中途採用の選考フロー

選考のフローにつきましては以下の通りとなります。

書類選考(筆記試験無し)→一次面接→最終面接

当初はAccounting&Financeというアドバイザリーを行う部署の中で、M&A関連の職種に応募しましたが、監査経験不足を理由に選考から漏れました。

その後、Accounting&Financeの中でM&A以外であれば、選考に進めるとの連絡を受け、一次面接を受けることとなりました。

なお、トーマツは書類選考で非常に時間が掛かり、私は3週間ほど待つ形となりました。

トーマツ希望の方は、それ位の時間を要するということを念頭に置いておいた方が良いかもしれません。

私に限った話ではなく、デロイトグループ全体として書類選考は遅いようです。

ただし書類選考通過後は、面接日程調整もスムーズで、一次面接と最終面接が同日に実施されるため、選考ステップが早くなる感じです。

一次面接

一次面接は平日19時30分に設定頂き、マネージャーの方と1対1でした。所要時間は30分間でした。

最初、簡単に自己紹介と業務内容を説明した後に、トーマツのアドバイザリー業務に関する簡単な説明がありました。

説明を受けながら、適宜疑問がある点を解消していく感じの比較的カジュアルな面接スタイルでした。

私は以下のような質問をしました。

・デロイトトーマツコンサルティングと、有限責任監査法人トーマツと、デロイトトーマツフィナンシャルアドバイザリーでそれぞれM&Aアドバイザリー業務があるが、それらの棲み分けとは。

・General Advisory Unit(通称GAU)に入った場合、最初の1年~2年間でどのようなプロジェクトに関われるのか。

そのようなやり取りをしながら、トーマツ側からは以下のような質問がありました。

・何故監査法人のアドバイザリーか。
・アドバイザリーでどんな業務希望か。

それらに回答して一次面接の30分間は終了しました。

全体を通じて、圧迫感も一切なく面接官の方も非常に丁寧に対応してくださり良い面接でした。

マネージャーの方も当方の説明に納得されている感じで、上手くいったと確信しました。

最終面接

その後、パートナーとの1対1の最終面接が始まりました。一次面接と最終面接は続けて行われます。

現職での業務内容を説明した後は、色々と質問を通じて深堀りをされました。本質を見抜く感じの面接でした。

『メーカーでは文系の活躍フィールドが狭いと感じたとのことだが、文系が活躍するフィールドだと監査法人以外に色々有ると思う』

との意見に対して私は、

『自身の専門性を以て働き、活躍できることを重要視している。自身の専門性とは財務会計領域と考えている。例えば文系フィールドであるのリクルートでの営業も過去考えたことはあるが、自身の観点からすると専門性を以て働ける環境ではないと感じた』

とお伝えしました。(すいません、少しトゲのある言い方で・・・汗)

その後、

『専門性(プロフェッショナル)であれば、転職せずに職種を経営企画等に変えれば済む話しでは』

との質問に対して私は、

『現在は法人営業をしており、対顧客の仕事自体にはやりがいを感じている。自身の専門性を磨き、それを以て対顧客に付加価値を提供できるアドバイザリーに魅力を感じている』

と回答しました。その後は、

『大企業から転職して、キャリアチェンジする覚悟はあるのか教えて欲しい』

と聞かれましたので、

『財務会計アドバイザリーのキャリアビジョンありきでUSCPAの資格勉強を開始した。目標に向けて、勉強を時間を確保するために、様々な犠牲を払ってきている。そういった背景から、自身のキャリアチェンジに対する覚悟を見て頂きたい』

とお伝えしました。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

その後、

『会計が好きだからなのか、プロフェッショナルとして仕事をしたいからなのか』

との質問に対しては、

『会計が好きというよりは、プロフェッショナルとして仕事したいと考えています』

と回答しました。

これについては、パートナーも同意されており、

『極端だが、性格に少し難があっても腕のある医者の所に人は集まる。つまり、プロフェッショナルであれば人から頼りにされる。プロ意識を以て働かないといけない』

と言っていました。

プロとして活躍したいという集団ばかりで、会計自体が好きで働いているという方は少ないとのことでした。

4大監査法人の方とお会いしましたが、トーマツは、

「プロフェッショナルへのこだわりがダントツで強い」

「キャリアビジョンの明確さを重要視している」

と感じました。

こんな感じで面接は進み、他監査法人の選考状況や希望年収、希望勤務開始時期等の質問がありました。

『まだ内定ではないが、オファーを出す方向で検討する』

とその場で言って頂きました。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

以上となります。ご参考までに。(^^♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

別称コミカルおじさん。人を笑わせたり楽しませることが好き。M-1グランプリ2018/2019出場経験あり。世界55か国訪問。学生時代はヘルシンキ大学交換留学や、トルコで海外教育インターンシップに従事。某日系メーカーに勤務しながら、米国公認会計士(USCPA)を取得。2020年3月より一般社団法人(教育事業)の副代表理事としても活動中。