お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
先日外資系総合コンサルティングファーム、
「アクセンチュア」
の一次面接を受けてきましたので、ご報告したいと思います。
アクセンチュア中途採用
総合コンサルティングファームとは
まず総合コンサルティングファームについて簡単にご紹介いたします。
総合コンサルティングファームは、総合という名の通り、幅広いコンサルティングをおこなっています。
特定の領域だけでなく、戦略・業務・IT・人事・財務会計などのすべてのサービスと、製造業、金融、通信、官公庁などのすべてのインダストリー(業界)をカバーしているコンサルティングファームになります。
代表的な企業としては、デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング、アクセンチュアとなります。
アクセンチュアについて
アクセンチュアの場合は5つのサービス領域と、5つのインダストリーに分かれています。
まずサービスですが大きく、「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5領域に分かれています。
「ストラテジー」は企業の事業戦略立案、いわるゆピュアコンサルと呼ばれる領域で、戦略コンサルファーム等が担っている分野となります。
「コンサルティング」は、経営コンサル(Management Consulting/MC)と呼ばれる職種で、企業の業務改善に関わる幅広いコンサルティングを提供します。
残りの3つは恐らく本記事を御覧になられている文系の方にはあまり関係がないかと思いますので、適宜他の方のブログをご参照ください。(笑)
次にインダストリーですが、CMT(Communication Media Technology:通信・メディア・ハイテク)、PRD(プロダクト:製造・流通)、FS(金融サービス)、RES(リソース:素材・エネルギー)、H&PS(公共サービス、医療関係)に分けられています。
表で示すとこんな感じになります。
応募職種について
私は最初ストラテジー分野で応募いたしましたが採用お見送りとなりました。ストラテジーはアクセンチュアの全従業員の内5%程度しかいませんので、中々狭き門です。
その後、CMT(Communication Media Technology:通信・メディア・ハイテク)の経営コンサルタント(MC)であれば、書類選考通過との連絡が入りました。
正直あまり興味がなかったので、3週間ほど次の面接は予約せずにスルーしていました。(笑)
が、何となく興味が湧いてきたので受けることにしました。
中途採用の流れ
中途採用の流れについては以下の通ります。場合によっては3回面接することもあるようです。
書類選考⇒一次面接⇒最終面接
今回の記事では、一次面接の内容をお伝えします。
アクセンチュアの一次面接
一次面接概要
面接予定は20時~21時の間でした。
マネージャークラスと1対1の面接でした。
一次面接の内容
冒頭に、『通常面接、ケース面接、逆質問で各20分間が目安』と言われました。
通常面接
通常面接に関しては、私の職務経歴書と履歴書は事前にご確認いただいたようで、そこから気になる点について幾つか質問を受けました。
・海外留学や漫才、旅行など幅広く様々な活動をしていますが、どのようなモチベーションで行動されてきたのでしょうか。
・留学先として英語圏の国ではなく、あえてなぜフィンランドを選ばれたのでしょうか。
・文学部英文学科からなぜ今の重工メーカーに入社されようと思ったのでしょうか。
・何故アクセンチュアを今回志望しようと思ったのでしょうか。
自身の今までの行動に明確な根拠があるのか、過去の変遷から今回アクセンチュアを志望するまでに、ロジカルな道筋があるのかどうかを見られているような感じでした。
ちなみに私は面接官から、
『なぜアクセンチュアか分からない』
と言われましたので、
『・・私もわかっていないです。貴社の事業部が具体的に何をしているのかを教えて欲しいです』
と正直に伝えました。(笑)
というのも転職エージェントに聞いても、具体的な業務内容がよくわからなかったからです。
なので、今回の面接は自分の志向とアクセンチュアの業務内容がマッチするのかを確かめる為に来た側面もあります。
一番良いのは別途開催されるような説明会を聞きに行くのが良いですが、中途者向けでそのような説明会が見当たらなかったので、取り合えず面接に行かざるを得ませんでした。
少し話がそれますが、ここでお伝えしたいのは、
『ネットや他人の情報だけを鵜呑みにせず、自身で情報を掴みに行くことが大事』
だということです。
ネットだけの情報を見て自分の志向に合わないと判断するのは可能性を狭めてしまうかと思います。
ケース面接
ケース面接は1回しか経験がなく、少し本を読んだ程度の対策しかしていませんので、実質丸腰で臨むことになりました。ケース面接が無いように祈りましたが無念です。(笑)
最初面接官から、
『RPAはわかりますか』
と質問を受けましたが、私は全く分かりませんので、
『はてさて、Robotに関する何かでしょうか』(^_-)-☆
と返したところ、
『・・・わからないようでしたら、お題を変えましょう』
と即答で言われました。(笑)
そんなことあるんですね。分からない場合は正直に言うのも手かもしれませんね。
ちなみに後で調べましたところ、RPAとはRobotic Process Automationの略だそうです。はい、あっそうですかって感じです。(笑)
ちなみに私のお題は、「あなたの事業部の売上を5年間で2倍にするにはどうするか」でした。
これはケース面接では多分よく出されるような問題です。
最初のRPAの質問を答えられなかったので、レベル不足と判断され比較的簡単な難易度の問題を出されたのかもしれませんね。SPIとかでよくある出来の悪い受験者と思われたら、試験問題の難易度が下げられてしまうみたいな感じですかね。(笑)
制限時間は15分間で、面接官も同じ会議室にいたままです。5分程度で説明する感じでした。
逆質問
・事業部の具体的な仕事内容を教えて欲しい。
・経営コンサルタントの仕事も実態はIT営業のようになっていないのか。
・監査法人のアドバイザリーの経験はコンサル業界でもキャリアとして認められますか。
こんな感じの質問をしました。
一次面接の結果
翌日には一次面接合格の連絡がありました。
ケース面接ではRPAのお題をパスするという展開でしたが何故か突破しました。(笑)
今はコンサル業界はどこも人を増やしていますし、特に未経験20代の方についてはポテンシャルでの採用になりますので、
『アクセンチュアの志望動機』
『論理的思考力』
『コミュニケーション能力』
といった側面が非常に重視されるような気がしました。
ちなみに面接終了間際に、
『仮に選考に進まれた場合、次はアクセンチュアの事業内容についてもっと詳しく調べておいてください』
と言われました。やはり自分は志望動機がまだまだのようです。(笑)
現場からは以上となります。(^^♪
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