お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
会社の有給休暇を利用して、2018年11月26日~2018年12月28日まで1か月間アルゼンチン、ペルー、チリを放浪してきました。
本記事では、皆さんご存知ペルーにある「ナスカの地上絵」のアクセス&フライト情報や、率直な感想をお伝えしたいと思います。
『セスナ機に酔って観光どころではなかった』
『地上絵があまり綺麗に見えなかった』
といった評価のイマイチな「ナスカの地上絵」ですが、果たして?!
1ソル≒33円(2018年12月当時)
世界遺産「ナスカの地上絵」について
恐らく名前は聞いたことがあるかもしれませんし、特に説明も不要かとは思います。(笑)
ですが、簡単にご紹介させて頂きたいと思います!
「ナスカの地上絵」とは?!
ナスカの地上絵は、ペルーの乾燥地帯に描かれている巨大な地上絵です。
あまりにも巨大な為、飛行機等で上空から見る以外に、確認する方法がありません。
なお、ナスカの地上絵は乾燥した地面の上の小石を取り除き、白い地面を露出させる形で描かれています。
いつ頃描かれたのか?!
ナスカの地上絵には、絵を描くために用いられたらしい、木の棒が残されているようです。
この木棒による年代測定によれば、今から1400年~2200年前頃に描かれたことが判明しています。
どんな種類の地上絵が描かれている?!
種類は数多く、宇宙飛行士、コンドル、ハチドリ、サル、犬、クモ、クジラ、木など様々です。
ナスカの地上絵の大きさとは?!
それぞれの絵によって大きさは異なります。
例えばこちらのコンドルは135mほどの大きさがあるようです。
こちらのクモは46mほどの大きさです。
パソコンだと見えづらいです。(笑)
地上絵は消えないのか?!
ナスカの地上絵は描かれてから、1000年以上もの間消えることなく残り続けています。
といいますのも、この辺りは乾燥地帯で雨が少なく、水はけも良いからです。
ですが、ナスカの地上絵は風化により年々薄くなっていると言われています。
また、一般車両が誤って立ち入り禁止エリアに侵入し、地上絵の一部が壊れるといったニュースも過去ありました。
ですので、将来的には消えてなくなる可能性が全くないとは言い切れないかもしれません。
「ナスカの地上絵」までのアクセスについて
ナスカの地上絵はペルーの首都のリマから長距離バスで行くことができます。
私の場合は、リマ⇒イカという町に行き、砂漠のオアシス「ワカチナ」に数泊してからナスカに向かいました。(参照:【ペルー】砂漠のオアシス!!ワカチナ絶景ビューポイントはどこか?!
リマ⇒イカ
バスで大体4.5時間くらいです。
詳細はこちらに記載しています!!(参照:【ペルー】砂漠のオアシス!!ワカチナまでのアクセス&宿情報!
イカ⇒ナスカ
イカ⇒ナスカのバスターミナルまでは大体2.5時間程度で着きます。
片道10ソルでした。
ナスカのバスターミナルに到着後は、タクシーで飛行場に向かいます。大体10分~15分くらいです。
なお、事前にナスカの地上絵のフライトを予約していれば、飛行場までの送迎が付いている場合が多いです。
ナスカの地上絵のセスナ機フライト情報
どこでフライトチケットを購入するのか?!
ナスカの地上絵を見るためには、セスナ機に乗って上空から見る必要があります。
そのセスナ機のフライトチケットの購入方法は大きく2点あります。
- ワカチナか、ナスカの町のツアー会社で購入する。
- 直接ナスカの飛行場に行ってカウンターでチケットを購入する。
私の場合は、ワカチナに滞在していましたので、そこにある「DAFY TOURS」というツアー会社で予約しました。
By the wayすぎますが、店の近くにいる犬がめちゃくちゃ可愛いかったです。(笑)
気を取り直して話を元に戻しますが、そのツアー会社は「Aero Santos」という6~8名乗りの小型セスナ機を運航するフライト会社と提携しています。
ここに限らず、ワカチナには幾つかのツアー会社があり、ナスカの地上絵のフライトの予約も可能です。
是非、色々なツアー会社を訪ねて、値段を確認してみてください。
なお、補足ですが、ナスカの地上絵はフライト時間の指定等はありません。チケットだけ購入し、ナスカの飛行場のカウンターでチェックインする形です。
どんな種類のセスナ機があるの?!
セスナ機は大きく分けると2種類のフライトがあります。
- 小型のセスナ機(6人~8人乗り)
- 中型のセスナ機(12人~15人乗り)
小型のセスナ機
小型のセスナ機は、上下の揺れや旋回等で酔う可能性が高く、乗り物酔いし易い人は酔い止め必須だと思います。
ですが、自席に必ず窓があり、また低位を飛行するため、ナスカの地上絵は見やすいです。
その分、中型のセスナ機よりも値段は高めです。(多分+10ドル程度)
中型のセスナ機
中型のセスナ機は、スピードもあるため揺れが少ないようです。
しかし、自席に窓がない可能性があったり、また高位を飛行するため、ナスカの地上絵が見づらいようです。
ですが、その分フライトの値段も安いです。
セスナ機フライトの値段相場について
値段相場ですが、小型セスナ機の場合は90ドル~100ドル程度です。私の場合は90ドルでした。
ですが、状況はコロコロ変わりますのであくまで参考にしてください。
閑散期であれば、80ドル前後くらいまで値下げできるかもしれません。
サンドバギー等のアクティビティと一緒に予約するとお得!!
私は前述の通り、ワカチナにある「DAFY TOURS」というツアー会社でセスナ機フライトの予約をしました。
その際に、Quatoli motoやサンドバギーとったアクティビティも併せて予約しました。(参照:【ペルー】砂漠ならでは!!ワカチナでオススメしたい爽快アクティビティ紹介!!
すると、Quatoli motoが45ソル、サンドバギーが35ソルだったのが、2つ合計で55ソルまで値引きできました。
ですので、ナスカの地上絵に加えて、ワカチナでのアクティビティも検討中の方は、全て同じツアー会社で予約すると良いかもしれません!!
「DAFY TOURS」で予約する際の注意点
但し、1点このツアー会社で予約する際の注意点があります。
それは、
「ワカチナ⇔ナスカ間のバス移動は、お願いしてはならない」
ということです。
私は、ワカチナ⇔イカのバスターミナル間の往復移動と、イカのバスターミナル⇔ナスカのバスターミナル間の往復移動もツアー会社にお願いしました。(総額20ドル)
ですが、自分で手配した場合、ワカチナ⇔イカのバスターミナル間のタクシー移動費は往復14ソルほど。
イカのバスターミナル⇔ナスカのバスターミナル間のバス移動費は往復20ソルです。
つまり合計34ソル(≒10ドル)ですので、2倍近くの値段を払ってしまったことになります。
今後もしワカチナでナスカの地上絵の予約をする際はフライトチケットのみ予約して、あとは自分で手配するのが1番良いと思います。
※なお、フライトチケットには、ナスカのバスターミナル⇔ナスカ空港の往復移動費は通常含まれています。
ナスカ空港到着~フライトまでの流れ
フライトまで、凡そどのような流れになるのかをご紹介したいと思います。
空港はこんな感じでこじんまりとしています。
①フライト会社のカウンターでチェックイン(チケットのない方は購入後、チェックイン)
②体重測定
⇒セスナ機内の重量バランスをとる必要があるため、乗客全員の体重測定があります。
③空港使用料の支払い
⇒空港使用料として、30ソル支払う必要があります。
④時間になったら呼ばれるので、セスナ機に乗り込む。
ざっくりとこんな感じです。
実録!!セスナ機でナスカの地上絵を実際に見てみた
色々と長くなりましたが、実際にナスカの地上絵を小型セスナ機に乗って見てきましたので、感想等をお伝えしたいと思います。
皆さんが気になる点としては、
『セスナ機の揺れは大丈夫なのか。酔わないのか』
『実際に肉眼で見えるのか。綺麗なのか』
といった感じだと思いますので、そちらの観点からお答えさせていただきます。
セスナ機は酔うのか?!
まず前提として、普段私は通常乗り物酔いをしません。
ですが、念のため酔い止めを内服しました。
ワカチナで購入し、1回分(2錠)で4ソレスでした。1回分だけ購入できるのは有難いです。
結果として、重度に酔ったり、吐いたりすることはありませんでしたが、フライト自体は結構きつかったです。
左右両方の乗客が地上絵を見られるように、旋回を繰り返すのでキツイですし、何よりも機内がめちゃくちゃ暑いです。
空調がないのでかなり暑く、それが気分の悪さに拍車をかけます。(笑)
フライト時間は30分間なのですが、それ以上ですと酔ってしまったかもしれません。
フライト終了後は、水を飲みながら10分程度イスに座ってゆっくりしました。
俺調べ!フライト酔いをマシにする対策(科学的根拠なし)
個人的な見解ですが、酔いをマシにするために、こんな感じでフライトを過ごされることをオススメします。
- 酔い止めは必ず飲む。
- 反対側の方で地上絵が見えているタイミングは、無理にのぞき込んだり、写真を撮ろうとしない。
- 無理に全て写真に収めることにこだわらず、目で見て楽しむようにする。
- どこか1点を集中してみるようにする。
これらをするだけで、大分マシにはなるかと思います。
ナスカの地上絵の率直な感想!
写真だと線が薄かったり、はっきり映らなかったりしますが、
『肉眼だと結構はっきり見えて感動する』
というのが率直な感想です。
宇宙飛行士、コンドル、ハチドリ、サル、犬、クモ、クジラ、木など色々とはっきり見えて大満足でした。
何とか撮れた写真を載せます。
コンドル
こちらは135mもの大きさを誇ります。
どうやって1000年以上も前に、空から全体像を確認できない時代に、地上にこのような直線や、絵を描けたのか不思議で仕方ありません。
木
クモ
ハチドリ
クジラ
犬
・・・すいません、めちゃくちゃ分かりづらいですよね!!(笑)
ですが、信じてもらえないかと思いますが、肉眼ではっきりと見えています!!
なお、2014年にも1度ペルーを訪れたのですが、当時学生でフライト代が高いと感じたのと、フライトに酔うし景色も微妙と聞いていたので、その際はナスカまで訪れませんでした。
ですので、今回ナスカの地上絵に行くと決める際も、期待値がめちゃくちゃ低くて、
『最悪行かなくてもいいかな』
と考えていたくらいでした。
これくらいの低いモチベーションでしたので、実際にこの目で地上絵を見たときの感動は大きかったです。
もし時間がない方で、リマに入った後、直ぐにマチュピチュ方面に行く方は、ナスカの地上絵まで敢えて行かなくてもいいかと思います。
ですが、時間に余裕のある方や、近郊のワカチナにお越しの方は、是非ナスカの地上絵まで足を運んでほしいなあと思います。
個人的には一見の価値ありだと思います!!!地上線も年々薄くなりつつありますし、行くなら早めが良いかと思います。
以上です。如何でしたでしょうか。是非ご参考になりますと幸いです(^^♪
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