お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
会社の有給休暇を利用して、2018年11月26日~2018年12月28日まで1か月間アルゼンチン、ペルー、チリを放浪してきました。
本記事では、チリ側のパタゴニア地方最大のハイライト、「パイネ国立公園」までのアクセス情報をお伝えしたいと思います。
1チリペソ≒0.167円(2018年12月時点)
パタゴニアってなに?
そもそも「パタゴニア」ってなにかお分かりでしょうか?
『服のブランドのパタゴニアしか知らねえよ!』
という方も多いかと思います。
ちなみに服のパタゴニアという名称は、南米のパタゴニア地方からとってきており、ロゴのマークの山もパタゴニア地方に実在しています!!
アルゼンチンにあるフィッツロイという山がロゴのモチーフと言われています。
『じゃあパタゴニアはアルゼンチンにあるってこと?』
という風に思うかもしれませんが、実はパタゴニアとは「アルゼンチンとチリの南緯40度付近より南側の総称」です。
つまり、パタゴニア地方とはアルゼンチンとチリ2か国にまたがっているエリアということになります。
この辺りは自然や動植物の宝庫!!
パタゴニア地方の夏のハイシーズンに当たる12月~2月頃は世界中からトレッカーが集まります。
こちらの写真はアルゼンチン側のパタゴニア地方にある、「ペリトモレノ氷河」
こんな感じの大自然を堪能できることがパタゴニア地方最大の魅力です。
パイネ国立公園とは?
さて、あまり聞きなじみのない場所かもしれませんが、パイネ国立公園とはチリ側パタゴニア地方の最大のハイライトです。
動植物、雄大な山々といった大自然の恵みを味わいながらトレッキングができますので、自然が大好きな方には最高の場所だと思います。
「パタゴニアの魅力が凝縮された場所」とも呼ばれています。
パイネ国立公園アクセス情報
ではそのパイネ国立公園までどうやって行けばよいのでしょうか。
パイネ国立公園の拠点となる町は、「プエルトナタレス」というこじんまりとした港町です。
自然豊かで、カラフルで可愛らしい街並みが広がり、「ウルティマエスペランサ湾」の夕日も見ごたえがあります。
まずはこのプエルトナタレスを目指す必要があります。
そのプエルトナタレスまで行くには、3通りの方法があるかと思います。
- プンタアレーナスのバスターミナル⇒プエルトナタレスのバスターミナル
- プンタアレーナス空港⇒同上
- エルカラファテ⇒同上
3つ目のエルカラファテについては、アルゼンチン側のパタゴニア地方ですので、国境移動となります。
私は2つ目のパターンでしたので、そちらの情報を特に詳しくお伝えさせていただきます。
なお、名前が似ていて少し紛らわしいですが、「プンタアレーナス」と「プエルトナタレス」は全く違う町ですのでご注意ください。
サンティアゴ⇒プンタアレーナス空港
私はサンティアゴから飛行機でプンタアレーナス空港に向かいました。
早朝の便でしたので空港泊にしました。
なお、サンティアゴの空港はイスのひじ掛けがないので横になりやすいです。(笑)
チリの格安航空のSKY航空を利用し、片道約7千円ほどで、所要時間は4時間程度でした。
プンタアレーナス空港⇒プエルトナタレスのバスターミナル
空港到着後、プンタアレーナス市内を観光することなく直接プエルトナタレスを目指しました。
『空港から直接プエルトナタレスまで行く便がないかもしれない』
と少し心配していましたが、問題なく運行していましたのでご安心下さい。
チケット購入方法の注意点
空港で、バスチケットを購入しようと思いましたが、チケットカウンターとかそんなものは全くありませんでした。(笑)
プンタアレーナス空港でプエルトナタレス行きのバスチケットを購入する方法は以下の2つです。
- 空港内のwi-fiを利用してインターネットで購入する。
- プエルトナタレス行きのバスが来たらそのまま乗り込んで車内でバスチケット代を支払う。
1つ目の方法につきましては、空港内のinformation centerに聞けば、wi-fiのパスワードと予約サイトを教えてくれます。
また英語対応可能でした。
南米は英語が通じないことが多いのですが、パタゴニア地方は世界中から旅行者が集まりますので、現地の方で英語が話せる人も多いです。
なお、ネットに接続して自分もやってみました。
が、そうこうしているうちにバスが到着しそうでしたので、直接バスでチケットを購入することにしました。(笑)
空港の出口を出たこの辺りにバスが発着します。
かなり小さい空港ですし、観光客もいますので直ぐに分かると思います。
バスは恐らくですが、「Bus Sur社」と、「Buses Fernandez社」の2社運行しています。
最初にBus Sur社のバスが空港に到着したのですが、既に乗っていた方と、空港から乗車する事前予約客で満席となり、乗ることができませんでした。
ですので、旅行のスケジュールが決まっている方は、事前にネット予約しておくとスムーズかと思います。
12月~2月頃のパタゴニア地方は観光客でいっぱいですので、普通の移動バスでも乗れないことが多々あるようです。
次に到着したBuses Fernandez社のバスは何とか無事に乗り込むことができました。
所要時間と値段について
凡そ2.5時間くらいで、片道8,000チリペソでした。
道中は景色も素晴らしく快適な移動でした。
プエルトナタレスのバスターミナル⇒パイネ国立公園
そして、パイネ国立公園に向かうバスチケットを購入します。
ここがプエルトナタレスのバスターミナルとなります。ここでパイネ国立公園行きのバスチケットを購入します。
所要時間と値段について
片道6,000チリペソです。ここで往復分購入しておくと楽かなと思います。
ほとんどのバス会社は毎日催行しており、出発時刻はAM7時発か、PM14時30分発です。
私の場合は14時30分発に乗車し、パイネ国立公園入り口のアマルガ湖に到着したのが16時頃でした。
アマルガ湖
パイネ国立公園の最初の入り口はアマルガ湖と呼ばれる場所になります。
ここで、バスから降りて荷物をすべて持ち、国立公園の入園料を支払う必要があります。
入園料は1人21,000チリペソとなります。
インフォメーションセンター
入園料を支払った後に、カフェ兼インフォメーションセンターがある「トレッキングのスタート地点」まで向かいます。
なお、その行き方は2通りです。
- 徒歩で行く
- 有料シャトルバスに乗車する
徒歩の場合は、1.5時間ほど掛かり、シャトルバスですと10分程度で到着します。
恐らく9割近くのトレッカーはシャトルバスに乗りますので、そちらがオススメだと思います。
片道3,000チリペソです。
結局16時頃にアマルガ湖に到着し、その後トレッキングを開始したのは17時頃でした。
なお、14時30分の便で登りだす観光客がそもそも少ないので、これくらいの時間で済みました。
が、午前の便の場合は人が多いためトレッキングが開始できるまで、もう少し時間が掛かることが予想されますのでご留意ください!
如何でしたでしょうか。次回はトレッキング情報をお伝えしたいと思います(^^♪
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