お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
米国公認会計士(USCPA)取得後はライセンス取得申請をするかと思いますが、その手続きの中で、
「USCPAによるサイン入り実務経験証明書」
を提出する必要があります。それを入手するまでの流れを本記事では記載したいと思います。
サイン入り実務経験証明書取得の流れ
無料コンサルテーション
アビタス受講生の場合は、まず無料コンサルテーションに申請します。
ここでは必要書類を提出したのち、ワシントン州が要求する実務要件を自身の職務経験が満たしているのかをアビタス側が初期判断してくれます。
ワシントン州でライセンス取得するためには、会計業務、証明業務、マネジメントアドバイザリー、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、税務アドバイザリー、コンサルティング業務等の実務経験が 12 か月(且つ 2,000 時間)以上必要となります。
ワシントン州が要求する実務要件を満たす可能性が高いと判断されれば、正式にサインサポート依頼をする形となります。
申込書
アビタス受講生の場合、
資料室>Certificate/License 取得申請/継続教育>ワシントン州CPAライセンス実務経験証明書サインサポート
から申込書がダウンロードできます。
質問票
ワシントン州が規定するスキルや知識があるのかをアビタス側がチェックします。
もし私ので良ければ参考でお見せできると思いますのでご連絡下さい。
これは中々作るのが大変でした。(笑)
職務経歴書
英文で職務経歴書を作成する必要があります。もし私ので良ければ参考でお見せできると思いますのでご連絡下さい。
最近は職務経歴書のフォーマットや書き方もインターネットに多く掲載されていますので、参照しながら作成頂ければと思います。
ワシントン州側が規定する職務経歴書のフォーマット等は特にありません。
CPA合格実績を証明する資料
Score Notice等なんでも大丈夫です。
無料コンサルテーションに関する4つの資料を朝提出したのですが、同日夕方には職務経歴が認められる可能性が高いと連絡がありました。
私の場合は決算等の制度会計業務や、予実管理等の管理会計業務を行っておりましたが、そちらで問題ないようでした。
他の州と比較して、ワシントン州は会計領域に関する実務経験の定義がかなり幅広いです。
サインサポート申し込み
次のステップとして、サインサポートをアビタスに正式に申し込みします。必要な資料は以下となります。
サインサポートとは、USCPAホルダーによる実務経験証明書のサインの依頼をアビタスが代行するサポートです。
私もそうでしたが、多くのUSCPA合格者は自身の実務経験証明書にサインしてくれるUSCPAホルダーが周りにいないと思いますので、基本的にはこちらのサポートを活用する形になるかと思います。
申込書
申込書に記入いたします。なお、サインサポート費用として10,800円支払う必要があります。
宣誓書
ワシントン州が規定するスキルや知識が実務経験を通じてあるかどうかを宣誓します。
在職証明書(英文)
会社のレターヘッド付きの在職証明書(英文)が必要となります。会社の人事部に問い合わせれば数日間で発行できると思います。
Experience Affidavit
自身の職務経歴や、ワシントン州が規定する6つのcompetencyを保有しているのかを証明する資料となります。
作成にそこまで時間は掛かりません。
全て資料をそろえて提出したところ、2時間程度で問題ないとの連絡がありました。迅速な対応でありがたいです。
アビタス三輪代表によるインタビューの実施
アビタス三輪代表から電話で職務経歴に関するインタビューを受けます。
今までどのような業務を経験したのかを簡単に説明しました。所要時間は3分程度でした。(笑)
今まで提出した資料で実務経験は問題ないと判断されているので、このインタビュー自体は本人確認程度の位置づけになるかと思います。
USCPAホルダーへのサイン依頼
インタビュー終了後に、アビタスからBoard of Accountancy, Washington Stateのメンバーに対して、私の実務経験証明書に対するサインの依頼を行います。
本来ワシントン州の申請要件で必要なサインとは、「USCPAホルダーであれば誰でも可能」とのことですので、例えば三輪代表でも可能なようです。
但し、アビタスとしては確実にライセンス取得申請を通すためにBoard of Accountancy, Washington Stateのメンバーに依頼を行っているようです。
サイン入りの実務経験証明書が手元に届くまでは最長で6週間掛かるようですが、場合によっては4週間程度になることもあるようです。
以上となります。ご参考までに。(^^♪
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