お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
2010年2月~3月に私はトルコで海外教育インターンシップに参加しました。
その後2011年3月に再びトルコを訪問しました。
目的はトルコ語の語学学校に1か月間通うことです。
理由は、こちらのブログに記載しております。【トルコ】語学学校になぜ通ったのか。
まずイスタンブールに到着し、3泊過ごした後に、ブルサという前回滞在した街に行く予定としていました。
ただ、この大都会イスタンブールで「ぼったくりBAR」に連れていかれることになるのでした。
ある日の朝10時頃、イスタンブールのメインストリート「イスティカール通り」をブラブラしていると、トルコ料理屋のスタッフから声を掛けられました。
中々良い人で意気投合し、
『夕方15時頃にここで会って一緒に観光しよう』
と言われました。
私は了解し、それまでは市内観光を一人でしていました。
するといつの間にか、時計の針は14時40分を指しており、今から戻っても全然間に合わない状況。
私は、約束をすっぽかしてしまいました。
この時は悪い事してしまったと罪悪感に苛まれていました。
ただ、時差ボケもあった為、睡魔に教われ早めにホテルに戻って爆睡しました。
そして翌日、ぼったくり事件の当日の夜を迎えました。
晩御飯屋を探して「イスティカール通り」を歩いていると、一人の男が声を掛けてきました。
そう、昨日の彼です。
『おい、昨日ずっと待っていたんだよ』
と彼に言われ、罪悪感のあった私は申し訳なく、心から謝罪しました。
すると彼は、
『気にするなよ、俺たち友だちだろ。酒でも飲みに行こう』
と言いました。
彼の懐の深さに感謝し、言われるがままに彼の後について行きました。
路地裏にある薄暗いお店で、最初は『クラブかな』と思いましたが、何となくキャバクラのような感じでした。
あまり可愛くない女性が我々のソファーに座り、『一杯おごって』と言いました。
すると、その彼は、
『俺が全て出すから奢ってやれよ。任せとけ』
と言っていたので、その後も5杯くらい女性に奢りました。
女性とダンスしたり、話をしたり結構楽しんだところで、お会計をお店のスタッフに頼むと、
『合計2,200トルコリラです』
とのこと。当時のレートで約11万円ほど。
スタッフがメニューを持ってきて、その値段を見ると1杯100トルコリラ≒5,000円程でした。
トルコの物価を考えると、めちゃくちゃ法外な値段です。
当時学生の自分は、本当に心臓が止まりそうでした。(笑)
その彼は、お店のスタッフと別室に2人で行き、戻ってくるなり一言、
『半分は何とか払えたけど、もう金はない。あとは払ってくれ』
・・・。
思考停止しました。(笑)
私はスタッフに自分の荷物をお店に置いたままにされ、黒スーツの大男2人に両脇を抱えられた状態で、店外のATMまで連れていかれました。
『何とか逃げたい』
そう頭の中では考えました。
しかし、酒にも結構酔っており、いかつい大男2人が見張っているので、逃げ出すことなど到底出来そうにありませんでした。
逃げ出してボコられる身の危険もありました。
私は諦めました。
『1,000トルコリラでいい』
大男に言われるがまま、私は泣く泣く大金を引き出しました。
そして、お店に戻ると、その彼がまだいたので、
『おい、全部出すといったやろ』
と、私はキレた口調で詰め寄って言いましたが、その彼は、
『カードの限度額の関係で、今は下せない。明日ちゃんと返す』
と言いました。
今まで友だちとして接していた彼から裏切られたと思っていました。
が、彼がそのような事を言うので、信じて次の日の夜19時に近くのBurger King前で待ち合わせをすることに。
翌日の19時、20時、21時、、、
待てど暮らせど、彼の姿はそこにはありませんでした。
完全にぼったくられました。
そもそも彼は半分の1,000トルコリラを払っておらず、最初から1,000トルコリラを私からぼったくる考えだったと思われます。
ここでの教訓から、基本的なことかもしれませんが、
「話しかけてくる奴は絶対に疑うこと」
「最初に絶対に値段を確かめること」
を皆さまにお伝えしたいと思います。
イスタンブールには、親日のふりをして日本人を騙す輩がいます。
また、ぼったくりBARでの被害者も急増していると、当時の大使館のHPに記載がありました。
ただ、トルコ自体は凄く良い国ですので、最低限の注意を払い、楽しい時間をお過ごしください。
以上です。(^^♪
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