【チリ】パイネ国立公園1泊2日トレッキング!!真っ赤に燃え上がる「トーレスデルパイネ」は見られたのか??

お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪

会社の有給休暇を利用して、2018年11月26日~2018年12月28日まで1か月間アルゼンチン、ペルー、チリを放浪してきました。

チリ側のパタゴニア地方最大のハイライト、「パイネ国立公園」!!!

そのパイネ国立公園の中でも最大の見どころ、

「トーレスデルパイネ」のサンライズ

を拝むために、1泊2日でトレッキングしてきました!!

「トーレスデルパイネ」は日中も大変美しい山なのですが、サンライズの時は真っ赤に燃え上がるような雄姿」を見ることができるらしいのです。

本記事ではその実体験をお伝えしたいと思います。

『パイネ国立公園までのアクセス情報が欲しい』

という方は、【チリ】大自然パタゴニア地方、「パイネ国立公園」までのアクセス情報!!をご参照下さい。

そして、

『トレッキングの事前準備が気になるなあ』

という方は【チリ】パイネ国立公園1泊2日「トーレスデルパイネ」トレッキング情報(事前準備)!!をご確認下さい。

1チリペソ≒0.167円(2018年12月時点)

パイネ国立公園「トーレスデルパイネ」1泊2日トレッキング

いよいよ、パイネ国立公園1泊2日トレッキング当日の朝を迎えました。

急性胃腸炎発症!トレッキングは大丈夫なのか?!

滞在していた「プエルトナタレス」のバスターミナルから、14時30分発のバスに乗り込み、いざパイネ国立公園へ!!

『ん??そもそもなんで午後発の便なん?』

と思われる方もいらっしゃるかと思います。

そうなんです。

パイネ国立公園に向かうバスは、7時30分発の早朝便があり、普通の旅行者は早朝パイネ国立公園に向かいます。

かくいう私もそのうちの1人で、もともと7時30分発のバスチケットを購入していました。

・・・ええ。完全に乗り過ごしました。(笑)

というのも、

トレッキング予定日の3日ほど前から、「急性胃腸炎」になってしまったんです。(笑)

まあ地獄でしたね。

KONOYO NO OWARI☆

ベッドとトイレの往復。

3日間、抗生物質を飲みながら過ごしましたが、当日の朝はまだ回復していませんでした。

なお、日本では医療機関での処方箋がないとダメですが、チリでは普通に薬局で抗生物質が購入できます

「Actron 600」という何とも強そうな抗生物質を7,800チリペソで購入しました!

パッケージ写真だと、広背筋の筋肉痛に効きそうなんですけどね!(笑)

もしチリで胃腸炎になった場合はお近くの薬局でお求めください。

話が逸れましたが、こんな感じでトレッキング当日の朝まで体調がすこぶる悪かったので、バスを見送らざるを得ませんでした。

トレッキング当日の朝は本当に起き上がるのも辛かったのですが、午後には何とかマシになりました!!

なんとかトレッキングできそう!!

トレッキング無事に開始できたものの、、曇天&雨天、順延なし!!

7時30分発のバスは乗り過ごしましたが、その後14時30分発のバスに乗り、17時頃から無事トレッキングを開始しました。

『・・・いや、めっちゃ雨やん!』(笑)

泣きっ面に蜂の大群。

トレッキングを開始した17時頃から、急に雨が降り出しました。

台風でもない限り、順延という選択肢はありません。

マジで全然景色がきれいじゃなかったです。(笑)

とりあえず、景色を堪能することもなく(堪能できる景色がなく)、本日の宿泊場所である「チレーノキャンプ場」を目指しました。

普通に歩いて2時間程度で到着しました。

17時から登り始めて19時くらいには到着しましたね。

なだらかな登坂って感じですので、荷物が重いと少しだけしんどいかもしれませんが、日帰りで荷物が軽い方は余裕だと思います。

1泊2日分の荷物と、胃腸炎という負の遺産を背負っていたのですが、それでも大丈夫でした。(笑)

その日は、チレーノキャンプ場にある山小屋(6人部屋ドミトリー)に宿泊しました。

宿泊情報は、【チリ】パイネ国立公園1泊2日「トーレスデルパイネ」トレッキング情報(事前準備)!!に記載しましたのでご参照下さい!

サンライズに向けて早朝3時トレッキング開始!!果たして?!

この日は「トーレスデルパイネ」のサンライズを見るために早朝3時過ぎにトレッキングを開始しました。

雨は上がり、空を見上げるとそこには満点の星空が広がっていました。

『うぉぉおお!これは真っ赤に燃え上がるトーレスデルパイネが見られるかも!!!』

期待と高揚感で胸が高鳴りました。

なお、道中は真っ暗で明かりがないので、ヘッドライトは必須」です!

あと、少し道が分かりづらい所もあるので、1人の場合誰か他の人と一緒に登ると良いかもしれません。

私はトレッキング初心者でしたので、イギリス人2人組の仲間に入れてもらいました。

ですが、

「途中で置いて行かれました」(笑)

なんか、歴史の教科書で習った「ノルマントン号事件」が頭をよぎりました。(笑)

まあ、ペースが圧倒的に遅い自分が100%悪いんですけどね。(笑)

少し話がそれましたが、チレーノキャンプ場から1時間ほどで「トーレスキャンプ場」に到着しました。

そこからは急な登り坂になるので、結構疲れます。

ですが、トレッキングシューズではなくても、普通のスポーツシューズとかで問題なく登れました。

トーレスキャンプ場から登り続けること1時間、ついに「トーレスデルパイネ」に到着!!

いえーーーーい!!!

『・・・天気わっるっ!!』(笑)

本来は3本の剣のような美しい山が眼前にそびえたっているはずなんです。

1本すら見えない。

『いや、焦るな焦るな。まだ早い。こっからお天道様がお越しになって空が必ず晴れるはず』

そう期待した私は暫しお天道様を待ちました。

なお、頂上は雪が降っており、本当に寒いですので、防寒着はあるだけあった方がいいです。

登ってくるまでに汗もかいていますので、着替えのインナーは必ず持ってくるようにしてください!

凍える身体を冷やさないようにブラブラしていると、ついにお天道様が見えてきました!!

『よっしゃー!』

『こっから一気に晴れて、光が当たって真っ赤に燃え上がるトーレスデルパイネの雄姿が見れるはず』

私は刻一刻と近づくその時まで高揚感で一杯でした。

その間だけ雪の寒さを忘れることができました。

『・・・いや、晴れへんのかーい』(笑)

待てど暮らせど、真っ赤に燃え上がるどころか、「トーレスデルパイネ」を見ることすらできなかったです。

まあこれが自然ですね。

29歳の大人の男に精神的に成長した私は、前日の朝まで胃腸炎だったことを思うと、頂上まで登れただけで心から大満足でした。(F××K!くそ悔しい。マジで見たかった)(笑)

寒さも限界に達したので、後ろ髪を引かれる思いで「トーレスデルパイネ」を後にし7時頃下山しました。

下山の途中に湧き水を飲みましたが、冗談抜きで、「人生で1番美味しい水」でした。

この水が飲めただけで本当に来てよかったと思いました。これは本音です!!

9時頃、無事に宿泊していた「チレーノキャンプ場」まで戻ってきて、温かいコーンポタージュをひと口。

『そうそう。これこれ!これなんだよな!頂上に登り終えた後、この瞬間がトレッキングの醍醐味なんだよなあ』

と、普段全くトレッキングしない人間がしみじみと感じました。(笑)

下山開始!!大自然パイネ国立公園の底力を垣間見る!!

シャワーを浴びて10時頃下山を開始しました。

すると、打って変わって雲一つない青空が広がっていました。

途中で出会った日本人大学生のT君と、パイネ国立公園の大自然を味わい尽くしました!!

トレッキング初日の曇天の景色と全く違います。

どこを撮っても絵になる絶景ばかりでした。

来た道がこんな絶景だったとは。

『本当に来てよかった、パイネ国立公園!』

頂上で真っ赤に燃え上げる「トーレスデルパイネ」は見られませんでしたが、本当にパイネ国立公園のトレッキングは最高だったと思います。

なお、真っ赤に燃えあがる「トーレスデルパイネ」の雄姿を見られる可能性は正直あまり高くないです。

なので、敢えてサンライズは諦めて確実に通常の「トーレスデルパイネ」の姿を見るのもありかもしれません。

自分は通常の「トーレスデルパイネ」の姿さえ見られなかったので。(笑)

お昼前後の時間帯が晴れる可能性高そうです!

ご参考までに。

無事に下山して、入口にある「セントラルキャンプ場」で、持参したガスバーナーでT君とパスタを茹でて食べました。

本当に美味しかったですね!

『そうそう。これこれ!これなんだよな!下山後、この瞬間がトレッキングの醍醐味なんだよなあ』

以上です(笑)

ご参考までに。(^^♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

別称コミカルおじさん。人を笑わせたり楽しませることが好き。M-1グランプリ2018/2019出場経験あり。世界55か国訪問。学生時代はヘルシンキ大学交換留学や、トルコで海外教育インターンシップに従事。某日系メーカーに勤務しながら、米国公認会計士(USCPA)を取得。2020年3月より一般社団法人(教育事業)の副代表理事としても活動中。