お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪
たまたまインターネット上で発見し、直観でめちゃくちゃ興味を持った、
「青山社中リーダー塾」
の説明会に行って参りましたので、概要をご紹介したいと思います。
青山社中リーダー塾とは?
青山社中リーダー塾とは、
「国や社会のことを考えつつ、各分野で変革の原動力として行動を起こすことのできる人材」
の育成を目的としている私塾になります。
1年間でリベラルアーツを中心とした座学を勉強し、2年目~5年目では、自分が社会に対して成し遂げたいことを実践していくカリキュラムになっています。
東京大学出身で、元経済産業省の朝比奈さんが講師をされています。
もしかすると自分と同世代の若い方は、
『思想の偏った政治団体じゃね?』
と思われるかもしれませんが、話を聞いている限りは、そのような団体ではありませんでした。
青山社中リーダー塾設立の背景
そもそもなぜこのようなリーダー塾が設立されたのかについて話を伺いました。
朝比奈さんは昔から何か自分自身の志や、人生の究極的な目標がなく、各ライフステージ(高校、大学、社会人)ごとで、
「とりあえずがんばる」
ことを目的として、
「いい大学、いい会社」
に入ることを目指されたようです。(とりあえずがんばって、東京大学に入学し、経済産業省に入ることが凄まじいです笑)
まあ程度の差はどうであれ、昔から今の世代に通じるような、我々と同じ価値観を持って過ごされてきていたようです。
親の世代も、自分の世代も、基本的には、
「いい大学、いい会社」
に入ることが人生の目標みたいな感じですもんね。
最近は、若い方々を中心として、少しづつ価値観が変わってきているように感じますが、まだまだそのような価値観は根強いと感じます。
転機①経済産業省での仕事
経済産業省に入庁され、社会インフラ輸出業務に従事していた朝比奈さんですが、ここで自分自身のリーダーに対する考え方に影響を与えた出来事があったようです。
日本の製造業は高度経済成長期に躍進を遂げてきましたが、B to Cの家電事業を筆頭に成長の陰りが見え始め、そこで社会インフラの海外輸出に舵を切りました。
そして、とある社会インフラ輸出のプロジェクトで、日本よりも韓国が優位であった状況を、当時の朝比奈さんの上司がひっくり返したことが、衝撃的な出来事だったようです。
「部下に慕われる優しい上司=いいリーダー」
と思っていたようですが、
「チームを率いて無理な状況を打開できるようにする=いいリーダー」
と考えるようになったようです。
転機②ハーバード大学MBA留学
その後ハーバード大学のMBAに留学をした朝比奈さんですが、ここでも自分自身の考えに影響を与えるような経験があったようです。
大学の授業でリーダーシップ論の授業を取っていたようなのですが、そこで、
「リーダーシップとは変革すること」
「リーダーシップ≠指導力ではなく、リーダーシップ=始動力である」
ということを学んだようです。
またそれは、
「生まれつきの能力ではなく、後天的に誰しもが身に着けられる能力である」
ということも学ばれたようです。
『自分の想いや志を持って始動すること、変革をすること、そのようなリーダーシップが激動の時代の日本では求められている』
と思われたそうです。
自分はひたすら、納得感を持って話を聞き入っていました。(笑)
ハーバード大学の留学後、朝比奈さん自身の想いや志を考えた時に、
『日本を元気にしたい』
という考えが浮かびあがったようです。
当時働いていた経済産業省では、みんな日本のために志高く働いているものの、日本全体としては閉塞感や停滞感から抜け出せない、日本が良くなっていかない。
そんな中で、
『状況を変えるのは、同じやり方でもっと頑張り続けるか、やり方を変えるしかない』
と考えた朝比奈さんは、その後霞が関改革プロジェクト(プロジェクトK)を始動されたようです。(詳細は割愛)
そしてその後も、
『日本を元気にする』
という自分自身の志をつき進めていくために、
『世界で誇れる人材、日本のためにがんばれる人材の育成が重要』
という考えに至り、青山社中リーダー塾を設立されたようです。
青山社中自体は株式会社の法人格であり、上記のリーダ育成事業以外にも、地域活性化事業、グローバル展開事業、国政作成支援事業を展開しているようです。
今はこのようなリーダーシップを発揮して、変革を起こされている朝比奈さんですが、昔はクラスの中心にいるような方ではなかったようです。(びっくりです笑)
そのようなことからも、
『自分の志を持って始動して、変革をしていけるようなリーダーシップは、後天的な能力なんだなあ』
と思いました。
なぜ今リーダー教育が必要なのか?
ただ、なぜ自ら志を持って始動し、社会に変革をもたらすことができる人材が必要なのでしょうか?
この点についても朝比奈さんがご説明されていました。
40年周期説
日本では直近150年の間では、40年周期で社会を変える歴史的な出来事が起きています。
1868年には明治維新が起きて、その後40年後には日露戦争勃発、さらに40年後には第二次世界大戦の終焉、その更に40年後にはバブル崩壊といった感じです。
大体こんな感じで歴史は40年周期で浮き沈みを繰り返します。
で、今はまさしく沈んでいるタイミングです。
沈んでいるタイミングで誰も何も動かないと、そのまま沈み切ってしまいます。
なので、今日本にある社会課題等にアプローチをかけて、小さくても変革できるようなリーダーが求められている状況です。
もともと自分は、
『日本のために何かしたい!』
というようなモチベーションがある人間ですので、話を聞き入っていました。(笑)
リーダー塾で何を学ぶのか?
1年目のリーダー塾の座学では主に歴史上の人物や偉人に関する、
「人物教育」
に焦点をあてたリベラルアーツを中心に学びます。
歴史を動かした、始動した、変革した世界中のリーダーが、その時何を思って決断を下したのかを、各塾生同士でディスカッションをしながら深めていきます。
学問が、本学と末学に分かられるとするならば、リーダー塾での学びは、まさしく本学に該当するのではないかと思います。
本学とは、
『人としてどうあるべきか』
といった人間の本質に関する学問であり、いつの時代であっても普遍的であり、必要不可欠な学問だと思います。
一方、末学とは語学や会計、マーケティングといった、世間で広く必要として認知されている学問であり、またそれらは時代の流れとともに変わりゆく学問であると考えられます。
末学も無論大事なのですが、世界的にもAIやIoT、暗号資産、人口増加、食糧難といった激動の時代、また日本社会が沈んでいる時代においては、本学を学び、
『自分は人としてどう生きていくのか』
といった志を確立して、始動し、変革をもたらしていく。
これこそがまさに自分を含めた若い世代を中心に、求められていることなんじゃないかなと改めて強く思いました。
最後に
理念が素晴らしいリーダー塾だと思いましたし、凄く共感することが多い説明会でした。
またこの私塾の良い所は、朝比奈さんが講師として1年間毎週、塾生の指導にあたることだと感じました。
色々な講師から広く学ぶような網羅性ではなく、一人の講師から深く学び取っていく伝達性を重んじている点が素晴らしいです。
またリーダー塾の参加者は、優秀で志が高い方も多く、切磋琢磨できる仲間ができるのも良いなと感じました。
以上です、ご参考までに。(^^♪
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