【マダガスカル】往復移動込み10日間の旅程でどうやって旅するのか

お疲れ様です、じぇいぴーです。(^^♪

2018年7月13日(金)~7月22日(日)に会社の夏休みと有給を取得して、アフリカにあるマダガスカル共和国を訪れてきました。

その際の旅程を公開いたしますので、是非ご旅行の際の参考にして頂ければと思います。

(通貨1アリアリ≒0.035円)

【1日目】

会社を定時で退社し、急いで成田空港へ。

21時30分発のエチオピア航空のフライトで、韓国へ。

【2日目】

その後エチオピアのアディスアババで乗り継ぎ、4時間30分程でマダガスカル到着。

合計20時間ほどの大移動でした。

空港でアライバルVISAを取得します。30日間有効の観光VISAで35ユーロでした。

時間も3分程で一瞬で取得できます。

そして空港からタクシーでアンタナナリボ(通称タナ)市内へ。相場は50,000アリアリですが、自分は途中に長距離バスのチケットを予約したく、Cotisseというバス会社に立ち寄ってもらった為、合計80,000アリアリでした。

しかし、このCotisseというバス会社は、バオバブ並木道で有名なムルンダヴァという街に行く唯一無二の快適なバスなので、すぐ満席になるようです。

自分も翌日のチケットを購入しようとしましたが、満席で購入できませんでした。

そこで、めちゃくちゃしんどくて有名な「タクシーブルース」という現地人が多く利用する長距離バスで行くことにしました。(Faran’ng kajana?という南側タクシーブルース乗り場に行けば買えます)

そこでKOFMADという会社でチケットを購入。(片道50,000アリアリ)

後ろの座席は窮屈で非常にしんどいと聞いていましたので、運転手の隣の座席を指定。

ショフォル、ミー!!(運転手、私)と言えば理解してもらえました。(笑)

チケットを無事に購入し、Tana Jakarandaという宿にチェックイン。シングルで風呂トイレ共有で45,000アリアリでした。wi-fiも使えホットシャワーで、スタッフも親切で非常にオススメの宿です。

【3日目】

6時頃に宿を出発し、20分程でタクシーブルース乗り場に到着。

7時頃出発と聞いていましたが、結局8時頃に出発。なお、ちゃんと運転手の隣の席を確保してくれていました。良いタクシーブルース会社として認定させて頂きます。

実際に、運転手の隣は足が少し窮屈でしたが、後ろの座席に比べれば非常に快適だったと思います。

なお結果的に一番快適な座席は、そのさらに隣の窓側の席でした。

13時間30分掛かってムルンダヴァに到着しました。(所要時間の相場は12時間~13時間程かと思います)

タクシーブルース乗り場から徒歩2分程にあるHotel menabeにチェックイン。

少しだけ夜道を歩くことになりますが、そこまで危険な雰囲気は感じませんでした。

ただ、マダガスカル全般に言えますが夜は街頭が少なく暗いので、懐中電灯などを持参されると非常に良いかと思います。私も重宝しました。

なお、こちらのホテルはBooking.comやその他サイトで検索しても出てきませんので、現地で直接ホテルまで行かれると良いかと思います。普通に空室はあるかと思います。(1泊40,000アリアリ)

室内でwi-fiは使用できませんでしたが、ロビーでは使用可能でした。

ホテルで翌朝のバオバブ観光に行くためのタクシードライバーを予約しました。

サンライズ、キリンディー国立公園、サンセットの1日チャーターで200,000アリアリでした。

【4日目】

早朝4時50分頃に出発して、バオバブ並木道のサンライズを見に行くことに。

早朝の静寂の中にバオバブの影が鬱蒼としており、非常に神秘的でした。

サンライズを堪能し、7時頃にキリンディー国立公園に向けて出発。途中にある「愛し合うバオバブ」という、バオバブを鑑賞し、9時頃に到着しました。

入場料35,000アリアリと、英語ガイド10,000アリアリを支払いました。(公園内に入るためには英語ガイドはマストとのことでした)

英語ガイドが空くまで近くのレストランで休憩し、11時頃から公園内へ。

木にいるベローシファカや、チャイロキツネザルは見ることができましたが、こちらの公園は夜行性の動物がメインですので、あまり数多く見ることはできません。

舌を「ペロッ」と出したチャイロキツネザル、可愛かった。

また木々が生茂っているため、ベローシファカの地面での横っ飛びも見ることは、ほぼ不可能です。

その後は、またバオバブの並木道まで戻りました。

17時30分頃にサンセット。非常に美しく、この世界にこんな景色があるのかと感動しました。

オレンジ色に染まる夕日にバオバブの黒い影が重なり、そのコントラストに見とれてしまいました。

是非人生に一度は行っていただきたい場所です。

その後、明日の大移動の為の、手配をすることに。

というのも、南部のアンダバドアカという素朴なビーチリゾートの街付近に、樽型のバオバブ群生があり、写真を見ると非常に絶景でしたので、是非訪れたいと思っていました。

しかし、行くまでの道のりは大変ハードで丸2日間掛かるとともに、めちゃくちゃ悪路とのこと。また、ツアー等もないので、自分でドライバーを雇わないといけないという状況でした。

タナで宿泊したTana jakarandaというホテルの親切なスタッフに、Paranyというドライバー仲介人を紹介してもらい、電話を掛けて呼び、直接話をしました。

写真は少し無表情ですが、親切な対応でナイスガイでした。

Parany(Tel: 0345020700)

ムルンダヴァ→マンジャ(1日目)

マンジャ→アンダバドアカ(2日目)

アンダバドアカ→イファティ(3日目)

このような2泊3日の旅程で、合計1,380,000アリアリでした。

現地相場は1,500,000アリアリでしたが何とか値切りました。

誰かシェアできればよかったですが、南部に向かう日本人等は見つけられず、少し高いですが一人で行くことにしました。

その後、晩御飯を食べているときに、Fibityという酔っ払いの現地人に遭遇し、同行程で1,300,000アリアリでOKとのこと。迷いましたが雰囲気が少し怪しく断りました。

後でParanyに聞いてみると、Fibityは過去にマリファナの取引で収監されたこともある、そこそこ名の知れた歌手とのこと。(笑)https://www.youtube.com/watch?v=WKolhnTpVvo

『安かろう悪かろうの話に乗らなくてよかった。』と、ほっと一息。ただし、Fibityの音楽自体は、結構好きです。(笑)

【5日目】

11時頃に出発し、16時30分頃マンジャに到着しました。

もう少し時間を要すると考えていましたが、想定よりも早く到着しました。

Hotel Kantoという宿に泊まることにしましたが、雰囲気は良く、セキュリティ面も非常にしっかりしている宿だったと思います。(一泊41,000アリアリ)

宿の子ども達も可愛かったです。

夕食まで街をぶらぶらしましたが、本当にやるべきことは何もない街です。(笑)

【6日目】

朝6時30分頃に出発。もう少し早く出発したかったのですが、早すぎると暗くて悪路の為、運転は難しいとのこと。

ムルンダヴァから移動を続けていますが、永遠とオフロードです。

しかし、田んぼ、ジャングル、砂地、草原、川、集落、動物の群れ等、景色が非常に様々ですので、あまり移動中に景色で飽きることはありません。

途中立ち寄った集落で300アリアリのチョコレートを5つ購入し、子どもたちに配ると可愛い笑顔が見れました。

マダガスカルでは、子ども達がお金よりもチョコを欲しがってくるので可愛いです。(たまに、マネーと言ってくる子もいましたが少数でした)

また道中に人とすれ違うと、みんな笑顔で手を振ってくれます。本当に素敵な国だと感じます。

そして12時30分頃に途中の街、ムルンベに到着しました。ここは特に観光地化もされていない、非常に素朴な海の町です。

海辺にせっかく来ましたので、グリエド・ポワッソンという魚のグリル料理を食べることに。(8,000アリアリ)

香ばしくて非常に美味しかったです。

15時頃にアンダバドアカに向けて再出発。アンダバドアカは、ムルンベから南に30㎞程の場所にあります。30kmといえども、ここの道も悪路の為、2時間程掛かる見通しです。

途中めちゃくちゃ巨大なバオバブを発見しました。写真の通り、人や車よりも圧倒的に大きいです。

なお、こちらの木は、神聖なるバオバブと呼ばれている「ツィタカクイケ」ではありません「ツィタカクイケ」は2018年3月に雷が落下し、現在は真っ二つに割れてしまったようです。

大変楽しみにしていましたが、現地に着いてその話を聞きました。非常に残念でした。

16時30分頃に目的地である、樽型バオバブの群生スポットに無事到着しました。

今まで丸2日間、悪路で移動がめちゃくちゃ大変でしたので、そのバオバブの絶景を目の当たりにした時、思わず叫んでしまいました。(笑)

ここのバオバブは幹に空いた穴を使って、ボルダリングのように上までよじ登ることが出来ます。

バオバブに登り、そこから見る景色も非常に素晴らしいです。

 

ここの樽型バオバブ群生は、行くまでの道路も全く整備されておらず、現時点で観光地化されていないため、私以外の観光客はいませんでした。

絶景を独り占めできる点も、ここの魅力かなと感じます。

サンセットを堪能し、18時頃アンダバドアカの街に向けて再出発。18時30分頃には到着しました。

今日はHotel Manga lodgeという宿に泊まることに。(一泊90,000アリアリ)

部屋からは波の音が聞こえ、ホテルの前にはプライベートビーチと、美しい海が広がっており、最高の宿でした。

【7日目】

宿を8時頃に出発して、近くのヴェゾ族の村を訪れて海を眺め、8時30分頃に再出発しました。

イファティという珊瑚礁と綺麗な海で有名な街を目指します。

モーリシャス海峡の海沿いを走りながら目的地を目指しますので、エメラルドグリーンの美しい海を横目にすることができます。

ただし、ここの道中の一部は今までの人生で最大といっても過言ではないほどの悪路でした。

あり得ないほど、前後左右に激しく身体が揺さぶられます。

普段乗り物酔いは全くしませんが、ここでは少し酔って気分が悪くなりました。

何とか14時30分頃に目的地であるイファティに到着しました。

Nautilusという老舗ホテルにチェックイン。一泊40ユーロほどしましたが、部屋の前に綺麗な海が広がり、最高でした。部屋も非常に清潔ですし、安いくらいに感じました。

夕暮れ時は水平線へと沈む太陽のサンセットを堪能しました。

超絶悪路の中、2泊3日掛けてムルンダヴァからイファティまで連れてきてくれた、車オーナーのAlain Patricとドライバーには感謝です。凄く親切ですし、本当に良い方々でした。

感謝の気持ちを込めて、彼らにビールやコカ・コーラをご馳走しました。

皆さまも同様のルートで行かれる場合は、Alain Patricにお願いされることをオススメします。(電話番号は2つ持っており、どちらでも繋がると思います)

mail: patou.arivo@gmail.com

TEL: 0340479309

TEL: 0326832139

【8日目】

9時20分にホテル発で、南西部最大の街トゥリアーラにある空港へと向かいます。ホテルに手配してもらったタクシーで70,000アリアリでした。

所要時間50分で空港まで到着しました。

マダガスカル航空で、タナまで移動するのですが、マダガスカル航空は遅延が多発しているとのことで、非常に心配していました。

が、なんと予定よりむしろ5分早く離陸しました。(笑)

所要時間50分ほどで、タナに到着。

この日は、Maison Lovasoaというホテルにチェックイン。(一泊80,000アリアリ)

部屋も非常に清潔で、wi-fiも問題なく、良いホテルでした。

ホテルで手配してもらったタクシーに乗車し、市内から25kmほどの場所にあるレミュールパークを訪れることにしました。

1時間ほどで到着する予定が、交通渋滞のために、2時間ほど掛かってしまいました。

タナ市内は慢性的な渋滞が本当にひどいので、少し余裕を見た行動をお勧めします。

レミュールパークに16時30分頃到着すると、スタッフ曰く、『最後の入園は16時までのため、入園できない。』とのこと。(笑)

地球の歩き方には17時閉園と書いてありますやん。(´;ω;`)

地面につくくらい肩を落としていると、『遅い時間だからキツネザルはほとんど見れないけれど、無料で入れてあげるよ。』とのこと。助かった。有難う、名もなきスタッフ。

数分でしたが、何とかシロクロエリマキキツネザルとワオキツネザルを間近に見ることができて大満足でした。

【9日目】

午前中は市内をぶらぶらし、12時頃タクシーで空港に向かいましたが、また大渋滞につかまり、13時30分頃に到着しました。(標準的な所要時間は45分程度)

14時30分発のフライトでエチオピアのアディスアババに向かいました。

【10日目】

フライトの遅延もあり、21時30分頃に成田空港に到着しました。

 

以上です。是非ご旅行の計画を立てる際のご参考にしてみてください。(^^♪

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ABOUT US

別称コミカルおじさん。人を笑わせたり楽しませることが好き。M-1グランプリ2018/2019出場経験あり。世界55か国訪問。学生時代はヘルシンキ大学交換留学や、トルコで海外教育インターンシップに従事。某日系メーカーに勤務しながら、米国公認会計士(USCPA)を取得。2020年3月より一般社団法人(教育事業)の副代表理事としても活動中。